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福井県郷土伝統工芸品
三国提灯について
木型を用い、竹ひごや和紙を使うなど、昔ながらの伝統的な製法で職人が一つひとつ手づくりしています。全ての工程をていねいに手仕事で行うことで、丈夫で長持ちする美しい提灯が出来上がります。
木型を用い、竹ひごや和紙を使うなど、昔ながらの伝統的な製法で職人が一つひとつ手づくりしています。全ての工程をていねいに手仕事で行うことで、丈夫で長持ちする美しい提灯が出来上がります。
竹ひごを組立てた型の目に合わせて1本ずつかけていきます。
型にかけた竹ひごに糸を固定していきます。提灯の大きさにより糸の太さも変わります。
竹ひごと糸に、ハケでのりをまんべんなく付けます。
のりを付けた竹ひごに和紙を貼ります。型に合わせて和紙をおき、手でなでるようにして貼っていきます。そしてもう一度「4」と「5」の作業を繰り返します。竹ひごから和紙がはがれないよう丈夫にする為です。
のりが乾いたら、型を提灯から外します。出来上がった提灯を自然乾燥させます。
張り上がった提灯に、お客様からの要望に合わせた文字、絵、家紋といったような細かな色彩、文字など全て手書きで仕上げます。また、ムラを極力なくすため電球を使用しながら絵付けをします。
屋外でご使用の和紙張提灯には、油をぬります。和紙のまま屋外で使用すると和紙が竹ひごからはがれてしまいます。
油を塗る事により防水効果が出ます。
油引きした提灯を天日にて自然乾燥させます。
木型を組合わせて提灯の形の土台を作ります。提灯の大きさ、形によってそれぞれ違った木型があります。